IOST直近の展望(7-10月)

本記事はIOSTのノード AIYAAが直近3ヶ月程のIOST関連の動きを解説・展望を独自の視点で語る記事となります。個人の見解に基づいたものであり、IOST財団公式とは一切関係ありませんし、IOSTの購入をはじめとする投資行為の助言をするものではありません。

はじめに

ご無沙汰です。IOSTのノードをしています、AIYAAです。

今年の7月以降、IOSTに関する情報解説が出来ていなかったため、これまでの動きを一度このタイミングで見直していきます。

ブロックチェーン界隈は情報の流れが大変早いのですが、その精度が低いことも多く、落ち着いて精査することも大切だと感じています。情報を追い続けていると疲れしまうこともありますし…(笑)

情報元ソースについて

本題に入る前に、IOSTに関する公式情報がどこから発信されているのか、今一度整理してみましょう。

最近偽アカウントによる情報発信・詐欺が多発しており、注意が必要です!

Twitter

  • IOST_Official
    IOST財団の公式アカウントです。情報発信は全て英語で行われています。
  • IOSToken_jp
    IOST財団日本支部の公式アカウントです。情報発信は日本語で行われています。主に英語で発信された情報を日本語翻訳して発信したり、国内に特化した情報を発信しているようです。

Medium

  • IOST Official Blog
    IOST財団の公式ブログです。情報発信は全て英語で行われています。
  • MEET IOST
    IOST財団日本支部の公式ブログです。情報発信は日本語で行われています。

IOSTに関する公式の情報は基本的に上記4点からの発信のみです。上記以外の情報発信はあくまで第三者によるものかと思われますので、信じ込むのは危険です。
※IOSTと提携したサービス提供者の情報発信はもちろんこの限りではありません。
(よく個別に問い合わせを受けることがありますが、公式以外の情報で問い合わせを受けてもお答えできませんし、気を付けていただきたい思いが強いです)

今後、英語記事も積極的に解説する予定です

主な出来事

7月

8月

9月

10月

AIYAAの考察

というわけで、7月から10月12日現在までのIOST公式情報をざっと振り返ってみました。いかがでしたでしょうか。事実の羅列がほとんどとなってしまい、面白みに欠ける記事で申し訳ありませんが、、個人的には大きな動きがあった3ヶ月間だったかと思います。

影響力が大きいニュースとして特に挙げるなら、

  1. 日本国内新規上場
  2. RIZIN提携
  3. JBA加盟

の3点かなと思います。

ここからはAIYAAの考察ということで今後の展望を少し書いていこうと思います。

JBA加盟は今後の日本展開の大きな布石

まず、JBA加盟。これはIOSTが今後日本市場においてブロックチェーンの社会実装に本腰を入れる覚悟がよく分かるニュースですね。
「ブロックチェーンを使ってサービスを作ってみたい、だけどどうすればいいかわからない」
という企業・個人がまだまだ大多数と思います。昨今NFTがもてはやされているものの、それだけがブロックチェーンの存在意義ではありませんし、他にも適用できる分野が数多くあるはずですので、IOSTが新たな分野のキラーコンテンツの基盤となることに期待したいところです。

JBAの役員会員一覧活動報告はよく見ておくといいと思います

RIZIN提携はブロックチェーンの敷居を下げる「はじめの一歩」

RIZINとの提携およびパートナーチェーンとしてのIOSTエコシステム参画は直近のNFTサービス国内展開の大きな道筋になるかと思います。

NFTバブルと呼ばれる状況が昨今続いていますが、何の変哲もない石ころにトンデモナイ価格がつくのがNFTの本質では無いはずです(クリエイターが心血注いだコンテンツにはその労力に見合う価格が当然付くべきです)
NFTという新規性と既存コンテンツの融合による新たな市場の創造は、既存企業への大きなアピールポイントになるかと思います。やはり企業としては先行事例あっての新規参入かと思いますので、年末にかけてのサービスリリース・宣伝・展開が楽しみですし、その後の更なる盛り上がりに期待できそうです。

一過性でない持続的なNFTマーケット・ビジネスが今後のカギかも

価格を上げるための上場ではない

OKCOINへの上場を果たしましたが、今後も国内暗号資産交換所への継続的な上場が望まれます。

ただ、それは価格が上がって欲しいから、ではありません。流動性の向上とユーザー利便性の向上のためです。今後RIZIN FCをはじめとしたIOSTベースのサービスがより多くリリースされるに従い、それらサービスの基盤としてのユーティリティトークンであるIOSTがより求められることとなります。サービスはリリースされるのに、肝心の基盤のIOSTが入手し辛い、では元も子もありません。どんどん新規上場して、もっとIOSTを市場に流通させるべき、とAIYAAは考えます。

IOSTそれ自体の価格が「とにかく上がって欲しい」と考える方は多いと思います。ただ、かれこれ3年以上IOSTを追いかけてきたAIYAAとしては、IOSTが投機的なアルトコインと見なされるのは正直悲しいです。

投機プロジェクトがJBAにわざわざ加盟するでしょうか。ブロックチェーンの社会実装という長く険しい道のりはまだ始まったばかりです。AIYAAは腰を据えてIOSTの発展を追っていこうと思います。

IOSTエコシステム・コミュニティの更なる発展を願います

最後までお読みいただき、ありがとうございました!