今週から、速報性を重視してIOSTに関する1週間の情報をまとめる週刊IOSTを始めます!
(基本的には3つのトピックに絞って記事を作成しています。その他、重要な情報・まとめが必要な内容は個別に記事にしていきますので、そちらも必要に応じてお読みください)
IOSTの詐欺サイトにご注意ください!
まず最初に注意喚起です。
https://iostdrops.com/というサイトが「3億IOSTのエアドロップを実施します!」と宣伝し、参加のためにイーサリアムの送金をするよう呼び掛けていますが…
非公式の詐欺サイトなので決して送金しないでください!
JIOSTAのウォレット関連の記事でも触れていますが、
- 秘密鍵を他人に提供する
- エアドロップ参加のために送金する
行為は詐欺に引っかかっている可能性が非常に高いため、必ず冷静に踏みとどまってください。
また、他の人がこのような詐欺に引っかかりそうになっているのを発見したら、お声がけをお願いします<(_ _)>
2021年前半のロードマップが公開されました!
IOST財団から2021年前半のロードマップが公開されました!
英語で記載されているため、1つずつ意訳・解説をしていきます。
※は筆者の考察・解説です。
Q1(1~3月)のロードマップ
- IOSTメインネットの開発・接続性能を最適化します。Rosetta APIのサポート・より実用的なSDK(ソフトウェア開発キット)のドキュメントを作成します。
※Rosetta APIについてはこちらの記事を参照ください。 - ARM64 CPUなど、より基本的なプラットフォームをサポートします。
※IOSTメインネットを稼働できる対応CPUの数を増やし、拡大につなげたいという意図ですね。 - 内部モジュールをアップグレードし、P2Pネットワークの再接続速度を高速化します。
※IOSTメインネットの品質向上について言及しています。 - 様々な(トップ層の)ステーブルコインをサポートします。
※HUSD以外のステーブルコイン対応を指していると思われます。 - ステーブルコインを中心としたDe-Fi関連サービスの模索・実装を行います。
※ステーブルコインを利用したDe-Fiサービスがリリースされそうです。 - 伝統的な産業におけるNFT連携を推進します。
※伝統的な産業が何か、が気になりますね。NFTって何?という方はこちらの記事が参考になります。 - トップIP(人気の高い)DAppsをリリースします。
※これは期待度高いですね! - パートナーノードエコシステムの仕組みとグローバルレイアウトを強化する。
※世界規模に展開するにあたって、よりパートナーノードの仕組みを強化する、ということだと思われます(現時点で詳細は不明) - IOSTコアコミュニティグループを拡大します。
※これはそのままの意味ですね。
Q2(4~6月)のロードマップ
- より良い周辺機器を採用します。Webブラウザのプラグインはハードウェアウォレットをサポートします。
※長い間望まれてきたハードウェアウォレットにいよいよ対応するようです!ハードウェアウォレットについてはこちらの記事が参考になります。 - より効率的な開発プロセスを実現します。Travis ClからGitHub Actionに切り替えます。
※開発ツールの最新化ですね。 - グローバルなコンプライアンスプロセスの推進と遵守を継続します。
※各国の規制にもしっかりと対応するということです。 - 世界のトップ企業とブロックチェーンビジネスの協力関係を構築します。
※世界のトップ企業がどこを指すのか、非常に気になります! - クロスチェーン技術の導入と実証 パートナーノードのエコシステムを強化する。
※イーサリアムやトロンなどの他のブロックチェーンメインネットとの接続を意味します。これも長い間要望されていたものがついに実装される形です。 - 新しいグローバルインフルエンサー網を企画します。
※世界的に有名なインフルエンサーを使ってIOSTの宣伝をする、というような意味だと思われます。
BinanceがIOSTのノードに参加しました!
最後に、BinanceがIOSTのノードに参加した、というビッグニュースです。
Binance自体がIOSTのノードとしてメインネットに参加しました。
Binanceのステーキングキャンペーン
今回の発表にあわせて、Binanceのサービス「Locked Staking」を利用すると、最大年利 54.49%が受け取れるというキャンペーンをやっています。
※このキャンペーンはあくまでBinance上で「Locked Staking」を利用した場合のみ適用されるものであり、JIOSTAで紹介している通常のステーキングはキャンペーン対象外です。
日本居住者のBinanceの利用に関してはグレーゾーンですので、本記事では詳細には触れません。参加される方は自己責任でお願いいたします。
通常の投票も可能です
Binance自体がノードとして参加しているので、そちらも確認してみましょう。
IOSTアカウント名はbinancenodeです。
こちらで詳細情報が確認できます。
既に8億IOSTの得票数、圧倒的ですね…!
注目すべきはNumber Of Blocksの数値ですね。ここに生成したブロック数が記載される、つまりBinanceはブロック生成ノードとしてIOSTメインネットに参加した、ということになります。
単なるパートナーノードとしてではなく、IOSTメインネットの信頼性・分散性を高めるための参加です。今後に期待できる展開になってきたと思います!
以上、週刊IOSTでした!
来週もよろしくお願いします!